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自然農を生きる
沖津一陽 著
定価2,200円(本体2,000円+税)
2020年10月9日発行
A5判・248頁
ISBN 978-4-88340-344-8 C0061
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不耕起、無肥料・無農薬で農作物を栽培する自然農。奈良県の川口由一さんが提唱しているもので、持続可能な営農形態として担い手が徐々に増えている。
著者は農水省を退官後、30年近く自然農を実践。四季折々の野菜、山菜、果物、米など70品目余りを消費者に届けたり、月例の田畑の見学会を開催したりしている。
農業の成長産業化、攻めの農業などのフレーズによるコスト競争と市場原理優先の流れに惑うことなく、自然農の専業農家としての一貫した来し方処し方をハプニングやエピソードを織り交ぜながら興味深く披瀝。自然農という生き方、取り組み方が具体的にわかる一書になっている。 |
[主なもくじ]
推薦の言葉─本書を読了して 川口由一
自然農の営みと恵み─「はじめに」に代えて
第1章 自然農とは何か
第2章 農水省勤務から自然農の道へ
第3章 自然農園の四季と田畑見学会
第4章 求められる技術と健康な作物
第5章 自然農なる農業経営と生き方
第6章 自然農の楽しみ、日々の楽しみ
付属資料 一陽自然農園の作付けと収穫(暦)
自然農 学びの場など全国一覧
自然農を専業にして─「おわりに」に代えて
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[著者プロフィール]
自然農の専業農家。1960年生まれ。30年近くにわたり専業農家として自然農に取り組み、米と季節の野菜セットを消費者に直接販売している。毎月、田畑の見学会を自宅で行う。阿波市農業委員などを歴任。ペーパー獣医師。著書に『自然農への道』(共同執筆、創森社)
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