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福島の空の下で

佐藤幸子 著

定価1,540円(本体1,400円+税)
2013年2月19日発行
四六判・216頁
ISBN 978-4-88340-277-9 C0036




 原発事故のため、それまでの自然農による自給暮らしを断念した著者。なによりもいのちと暮らし、さらに次代を担う子どもたちを守ることを最優先に、仲間とともに「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」を結成。測定、防護、疎開、情報共有、野菜カフェはもる、市民放射能測定所開設などの取り組みをとおし、住民本位の脱原発・地域復興を提示する。

[主なもくじ]
第1章 「見えない戦場」になった福島 
第2章 自然農による30年間の自給生活  
第3章 子どもたちを守ろうとしない県と国
第4章 「子ども福島ネット」の活動を開始
第5章 福島の女性としてのメッセージ発信
第6章 放射能汚染による健康被害と分断 
第7章 感謝される福島になることを願って

[著者プロフィール]
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表。
やまなみ農場(共同運営)で田畑を耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない自然農に取り組む。自然農自給生活学校を開設し、研修生の受け入れを開始。自然農の考え方を基本に「NPO法人青いそら」設立、障がい者の日中活動支援のため「共働福祉農園麦の家」など運営。
3・11後、自然農などを中断せざるをえず、2011年5月「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」を立ち上げる。
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