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日本ワインの夜明け ─葡萄酒造りを拓く─

仲田道弘 著

定価2,420円(本体2,200円+税)
2020年8月21日発行
A5判・232頁
ISBN 978-4-88340-343-1 C0061




幾多の困難や試練を強いられた明治の国産ワイン誕生期。殖産の掛け声のもと、ワインの本場フランスに派遣され、帰国後に醸造を実現した二人の青年。葡萄の栽培・醸造から葡萄酒愛飲運動まで繰り広げた高野積成。甘味葡萄酒で一世を風靡した宮崎光太郎、神谷傳兵衛。ワイン用葡萄の品種開発などに生涯を捧げた川上善兵衛など。不屈のパイオニア精神で葡萄の栽培・醸造の道を拓いた多士済々な開拓者たちに焦点をあて、日本のワイン造りの軌跡をたどる。日本ワインの原点を知るための一書。
[主なもくじ]
はじめに
序 章 国産ワイン造り──揺籃期の展開
第1章 ワイン造りの夜明けをたどって
第2章 ワイン造り草創に人あり志あり─その1萌芽期〜官主導期
第3章 ワイン造り草創に人あり志あり─その2官主導期〜民間主導期
結 章 日本ワインに息づく開拓者精神
ほか

[著者プロフィール]
1959年、山梨県生まれ。筑波大学社会学類卒業後、山梨県庁入庁。30年にわたり、ワイン産業の振興に携わる。ワインの「品質」「マーケティング」「デザイン」「地域ブランド」「輸出」「観光」など、山梨ワインを様々な視点から後押ししてきた。現在、(公社)やまなし観光推進機構理事長。山梨県立大学客員教授。ブドウ・ワイン史研究家。著書に『日本ワイン誕生考〜知られざる明治期ワイン造りの全貌〜』など。
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