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農の同時代史 ─グローバル化・新基本法下の四半世紀

岸康彦 著

定価2,200円(本体2,000円+税)
2020年12月4日発行
四六判(上製)・256頁
ISBN 978-4-88340-346-2 C0061




「農業の成長産業化」が唱えられているものの、依然として日本の食料自給率は38%と低いまま。そこで、1999年に制定され、新しい農業政策の根幹となった「食料・農業・農村基本法」の基本理念と枠組みを概観。グローバル化の波が押し寄せ、市場原理優先の流れが強まるなかで、持続可能な国内農産物の生産・消費を広げることができるのか、が問われる。国内農業の大転換期にあたり、折々の現場の証言、データなどを丹念に紡ぎながら「農業・農村」の内実と立て直しの潮流を具体的に照らし出す。

[主なもくじ]
まえがき
1章 農業基本法から食料・農業・農村基本法へ
2章 さまよう米
3章 農業・農村を誰が支えるか
4章 「地方消滅」か「田園回帰」か
付表 1、新旧基本法の構成対比
   2、戦後70年・農と食の時代区分
   3、年表・農の同時代史
あとがき
さくいん
ほか

[著者プロフィール]
農政ジャーナリスト
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