図解 巣箱のつくり方かけ方

飯田知彦 著

定価1,540円(本体1,400円+税)
2019年4月5日発行
A5判・112頁
ISBN 978-4-88340-332-5 C0061




 巣箱は鳥の産卵や抱卵、育雛などの繁殖を手助けするため、人の手でつくった産院、ゆりかご、ベビーカーなどにあたるもの。適切につくってかけて利用されることで鳥の繁殖成功率を高め、自然保護・環境保全の一助となる。
 そこで基本となる小鳥用巣箱の材料、道具、つくり方、かけ方を図や写真を入れてわかりやすく解説。さらにシジュウカラからムクドリ、ブッポウソウ、アオバズクなどまで応用範囲の広い万能巣箱、フクロウ用大型巣箱のつくり方、かけ方なども紹介する。巣箱づくり・巣箱かけのノウハウ決定版。

[主なもくじ]
巣箱は鳥のゆりかご〜序に代えて〜
NEST BOX GRAFFITI(口絵)
第1章 巣箱の普及と利用する鳥の生態
第2章 小鳥用巣箱の材料と道具を用意
第3章 小鳥用巣箱のつくり方とかけ方
第4章 万能巣箱などのつくり方とかけ方 
第5章 巣箱の観察と維持・管理、活用
あとがき ほか

[著者プロフィール]
鳥類学者で鳥類・生態系研究者。環境省委嘱希少野生動植物種保存推進員。農学博士。
1967年生まれ、広島県出身。九州大学大学院修了。専門は鳥類生態と生物多様性保護のための保全生物学。環境省、地方自治体、企業などでクマタカや希少鳥類、希少生物などの保護検討委員やアドバイザーなどを多数務める。巣箱づくり、巣箱かけ指導、提唱の第一人者。平成27年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰受賞。日本鳥学会鳥類保護委員。著書に『巣箱づくりから自然保護へ』(創森社)。
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