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自然栽培ひとすじに

木村秋則 著

定価1,760円(本体1,600円+税)
2007年1月20日発行
A5判・164頁
ISBN 978-4-88340-203-8 C0061




 完全無農薬、無肥料、無堆肥の自然栽培をりんご、米、野菜で実現。自然栽培確立までの歩みと技術のポイントをわかりやすく解説する。

──当初、りんご畑は病害虫で無残な姿になったり、しばらくの間、収穫ゼロすなわち収入ゼロに陥ったり、病害虫の波及を恐れた近隣農家から中傷されたりしたものです。
 艱難辛苦の末、ようやく、人の手の入らない自然環境からさまざまなヒントを得て安全・美味のりんごを収穫できるようになり、一定の成果を上げることができたのです。(本文より)

◎NHK・2006年12月7日放送「プロフェッショナル」、TBS「筑紫哲也ニュース23」などで著者のりんご栽培の取り組みが紹介され、反響を呼ぶ。

[主なもくじ]
第1章 完全無農薬・無肥料の自然栽培を求めて       
第2章 体を傷めたことから自然栽培を模索         
第3章 土の「偉力」を基にした自然栽培の取り組み方       
第4章 自然栽培によるりんごづくりの基本         
第5章 自然栽培による米づくりの基本           
第6章 自然栽培による野菜づくりの基本          
第7章 食・農・環境を結ぶ人の輪を大きく
ほか 

[著者プロフィール]
1949年、青森県生まれ。高校卒業後、首都圏の会社勤務。1971年より故郷に戻り、りんご栽培を中心にした農業に従事。農薬により家族が体を傷めたことをきっかけに、1978年頃から無農薬・無肥料栽培を模索。10年近く収穫ゼロになるなど苦難の道を歩みながら、ついに完全無農薬・無肥料のりんごの自然栽培、さらに稲作や野菜の自然栽培を確立する。自然栽培に賛同する生産者、消費者が増えており、栽培技術の指導にも力を入れる。
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