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身土不二の探究

山下惣一 著

定価2,200円(本体2,000円+税)
1998年11月25日発行
四六判(上製)・240頁
ISBN 978-4-88340-057-7 C0036

2017年8月復刊(ISBN978-4-88340-317-2)


本来、体と土とは一つであるとする東洋の叡智「身土不二」。そのルーツと考え方を国内各地から中国、韓国にまで足をのばして究明し、足もとの食と農の立て直しを提唱する。
●主なブックレビュー
・朝日新聞1999.1.24(朝刊) 
食や農の価値とは 求道者が貫く信念「身と土はひとつ。からだのもととなる栄養は近くから取るほどよい。この本のキーワードと見られる[食い改める]に、妙に得心した。[食い改める]たぐいの目覚めを経ずしては、食や農の本質にはたどり着けない。著者の主張に見て取れるこの哲学をまず理解したうえで、読み進めることをおすすめしたい」(抜粋)

・読売新聞1999.1.24(朝刊)
自給自足は危機への備え「農業と食料の見通しはきかない。それなら原点に戻ってみようというこの呼びかけは声は小さいけれど、とても基本的だ」

・農業と経済1999.4月号
地域自給の思想と行動で農業を変える「著者は身土不二の思想を片手に、食が地域といかに深く結びついたものであるか、その結びつきが希薄になっていかにさまざまな問題が発生しているかを指摘する。アレルギーの増加しかり、環境ホルモンしかり、遺伝子組み換え農産物しかりである」


●トピックス
『身土不二の探究』(創森社)が「菜の花らぷそでぃ」という舞台劇の原作に!
 青年劇場で上演。脚本/高橋正圀氏、演出/松波喬介氏
●創森社の好評既刊・山下惣一の本──『産地直想』『農のモノサシ』『小農救国論』

[主なもくじ]
プロローグ いま、なぜ「身土不二」なのか
第1章 食べることが問われる時代に
第2章 「身土不二」のルーツを求めて
第3章 手の届くところにある「食と農」
エピローグ 食い改めて生き方が変わる
ほか
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